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HONDAを憂う

大きなお世話かもしれないが、HONDAを憂う。

新型FITの売れ行きは好調であるが全体的に見ると、黄色信号がいくつも灯っている。

HONDAは国産自動車メーカーの中で、自己資本のみで頑張っているメーカーである。その他の自己資本のメーカーはもちろんTOYOTAである。

現在、この二社しか自己資本で頑張っているメーカは残っていないのが現状である。

本田宗一郎氏の興した会社に黄色信号が見えるのは心が痛む。

新型FITが好調にも関わらず、12月の前年同期比自動車生産実績は▲5.7である。それに対し、日産は18.1である。

IR情報を見るとHONDAの稼ぎ頭はバイクであることがよくわかる。

国内でのシェアが大きいことと、新興国での需要があったからである。

しかし、ここにもかげりが見えてきている。新興国でのバイクの需要は増加しているにも関わらず、HONDAの伸びはここ数年横ばい。つまり、シェアを落としているということになる。

内訳を見てみると、2007年のバイクの50ccまでは、HONDAがほぼ独占状態であるのだが、それ以上の排気量においては、YAMAHAが圧倒的に強い。

1~12月の累計をみると、HONDAは▲20.3と異常な落ち込み方である。それに対し、カワサキは14.8と一気に輸出台数を伸ばしている。

大きな舵取りが必要とされているのではないのだろうか?

50ccのバイクの主力はカブであろう。過去の財産でなんとか頑張っているということである。

この現状を宗一郎氏が見たら、なんというだろうか。言葉の前に拳骨が飛んできてもおかしくない状況だ。

HONDAの正しきDNAを持つ人が勇気を持って大きな舵取りをし、不安をなくして欲しいと切に願う。

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プロフィール

岡田耕一

Author:岡田耕一
1963年愛知県名古屋市生まれ
東洋大学文学部印度哲学科卒業
自動車販売会社にて全国のトップセールスを経験
全国で一番若い営業所所長を経験
トップクラスの販売店実績をあげる
ユーザー向けの新規イベントの立ち上げを数多く経験
大前研一氏主宰のアッタカーズ・ビジネススクールの全講座を卒塾
黒川伊保子氏に師事
男女脳・語感・感性トレンドを研究
セミナー講師
執筆活動など幅広く活動中
著書に「なぜ、人は7年で飽きるのか」中経出版
(黒川伊保子氏との共著)
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